ネギの種まき・植え付け時期と育て方

ネギの種まき・植え付け時期は、中間地で春まきは3月中旬〜5月下旬に種まき、7月中旬に植え付け、秋まきは10月上旬〜10月中旬に種まきが目安です。地域や品種によって前後するため、下の地域別カレンダーで確認してください。
最終更新日:
- 発芽適温
- 15〜25℃
- 生育適温
- 15〜20℃
- 耐寒性
- 霜に強い
ネギの種まき・植え付け時期はいつ?
中間地では春まきは3月中旬〜5月下旬に種まき、7月中旬に植え付け、秋まきは10月上旬〜10月中旬に種まきが目安です。暖地では春まきは3月上旬〜4月下旬に種まき、秋まきは10月上旬〜10月下旬に種まきです。寒冷地では春まきは3月下旬〜5月上旬に種まきです。
| 地域 | 作型 | 種まき | 植え付け | 収穫 |
|---|---|---|---|---|
| 暖地 | 春まき | 3月上旬〜4月下旬[1]、[2] | 資料で未確認 | 11月中旬〜2月上旬[1]、[3]、[2] |
| 暖地 | 秋まき | 10月上旬〜10月下旬[4]、[2] | 資料で未確認 | 資料で未確認 |
| 中間地 | 春まき | 3月中旬〜5月下旬[4]、[5]、[6]、[2] | 7月中旬[5]、[7] | 10月下旬〜3月下旬[4]、[5]、[7]、[8]、[6]、[2] |
| 中間地 | 秋まき | 10月上旬〜10月中旬[4]、[2] | 資料で未確認 | 10月上旬〜10月中旬[4]、[2] |
| 寒冷地 | 春まき | 3月下旬〜5月上旬[4]、[8]、[2] | 資料で未確認 | 9月中旬〜12月下旬[4]、[9]、[2] |
| 寒冷地 | 秋まき | 資料で未確認 | 資料で未確認 | 9月上旬〜12月上旬[8]、[2] |
ネギの種まきが始まる日より後に、霜が降りた年は?
暖地で種まきが始まる3月1日より後に霜が降りた年は、気象台19地点のうち14地点でありました(いちばん多いのは高松で、30年のうち30年)。
- 暖地(春まき・種まき 3月上旬〜):3月1日より後に霜が降りた年があったのは、19地点のうち14地点(高松 30年のうち30年、熊本 29年のうち29年、静岡 29年のうち28年)
- 寒冷地(春まき・種まき 3月下旬〜):3月21日より後に霜が降りた年があったのは、15地点のうち15地点(札幌 30年のうち30年、旭川 29年のうち29年、網走 29年のうち29年)
全地点の内訳を見る
| 地点 | 都道府県 | 霜が降りた年 |
|---|---|---|
| 高松 | 香川県 | 30年のうち30年 |
| 熊本 | 熊本県 | 29年のうち29年 |
| 静岡 | 静岡県 | 29年のうち28年 |
| 佐賀 | 佐賀県 | 29年のうち28年 |
| 松山 | 愛媛県 | 29年のうち27年 |
| 大分 | 大分県 | 29年のうち27年 |
| 宮崎 | 宮崎県 | 29年のうち26年 |
| 福岡 | 福岡県 | 30年のうち25年 |
| 徳島 | 徳島県 | 29年のうち24年 |
| 長崎 | 長崎県 | 29年のうち23年 |
| 高知 | 高知県 | 29年のうち20年 |
| 和歌山 | 和歌山県 | 29年のうち19年 |
| 津 | 三重県 | 29年のうち16年 |
| 鹿児島 | 鹿児島県 | 30年のうち15年 |
| 名瀬 | 鹿児島県 | 29年のうち0年 |
| 那覇 | 沖縄県 | 30年のうち0年 |
| 宮古島 | 沖縄県 | 29年のうち0年 |
| 石垣島 | 沖縄県 | 29年のうち0年 |
| 南大東 | 沖縄県 | 29年のうち0年 |
| 地点 | 都道府県 | 霜が降りた年 |
|---|---|---|
| 札幌 | 北海道 | 30年のうち30年 |
| 旭川 | 北海道 | 29年のうち29年 |
| 網走 | 北海道 | 29年のうち29年 |
| 帯広 | 北海道 | 29年のうち29年 |
| 函館 | 北海道 | 29年のうち29年 |
| 秋田 | 秋田県 | 29年のうち29年 |
| 盛岡 | 岩手県 | 29年のうち29年 |
| 山形 | 山形県 | 29年のうち29年 |
| 稚内 | 北海道 | 28年のうち28年 |
| 釧路 | 北海道 | 28年のうち28年 |
| 室蘭 | 北海道 | 28年のうち28年 |
| 仙台 | 宮城県 | 30年のうち28年 |
| 福島 | 福島県 | 28年のうち28年 |
| 長野 | 長野県 | 28年のうち28年 |
| 青森 | 青森県 | 27年のうち27年 |
気象庁が公開している気象台の霜の観測記録(1991〜2020年。構内で職員が目で確かめたもの)を、このページの種まきの時期の始まり(上旬は1日、中旬は11日、下旬は21日)と比べて数えました。霜が降りなかった年も数に入れ、観測できなかった年は除いています。畑は気象台の構内より霜が降りやすいことがあります。霜に耐えるかどうかは、野菜や品種、苗の大きさで違います。地点ごとの日付は霜カレンダーで見られます。出典: 気象庁ホームページ「過去の霜・結氷の初終日」(年ごとの記録を数えて作成)。
ネギを上手に育てるコツは?
白い部分を長く楽しむ「白ネギ」系と、葉ごと食べる「葉ネギ」系がある。土寄せを繰り返すことで軟白部(白い部分)が長く育つのが白ネギ栽培のポイント。暑さ・寒さ・乾燥には強いが、湿害に弱いため水はけの良い場所を選ぶ。プランターでも葉ネギなら手軽に栽培できる。
ネギのおすすめ品種は?
代表的な品種は白ネギ(根深ネギ)・葉ネギ(青ネギ)・九条ネギです。
ネギで注意したい病害虫は?
主な病害虫はさび病・軟腐病・アザミウマ・べと病です。
さび病
葉に赤褐色の斑点が出る病気。風通しを良くし密植を避けて予防する
軟腐病
高温多湿で株元が腐る病気。水はけの良い土作りで予防する
アザミウマ
葉の表面をかすり状に食害する小さな虫。見つけ次第防除する
べと病
多湿で葉に斑点が出る病気。風通しを良くし予防する
ネギと相性のよいコンパニオンプランツは?
一緒に植えると相性がよいのはトマト・キュウリ・ナスです。
トマト
根の微生物が青枯病などの土壌病害を抑える効果があるとされる
キュウリ
根の微生物がつる割れ病などの土壌病害を抑える効果があるとされる
ナス
根に共生する菌が土壌病害を抑える効果が期待できる
収穫したネギの保存方法・食べ方は?
乾燥に弱いため、新聞紙で包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存すると1〜2週間ほど鮮度を保てる。刻んで冷凍しておくと薬味やスープにすぐ使えて便利。白い部分は加熱するととろけるような食感になり煮込み料理に向く。
ネギ栽培でよくある失敗は?
土寄せ不足
白ネギは土寄せを繰り返さないと白い部分が長く育たない。定期的に土を寄せる
密植
株間が狭いと生育が悪くなる。適切な株間を確保する
過湿
水はけが悪いと軟腐病が出やすい。水はけの良い土で栽培する
ネギの後に植える野菜(後作)
ネギはヒガンバナ科です([11])。ネギを植えるとき、同じ科の野菜を空ける年数の目安:1〜2年([14]:1年、[15]:1〜2年)
同じ科の野菜を同じ場所で続けて栽培すると、土の養分が偏るなどして病気や生育不良が起きやすくなります(連作障害)。避けるには、前に育てた野菜と科が異なる野菜を植えるのが基本です。([12]、[13])
この一覧は科が同じかどうかと栽培時期だけで作っており、連作障害が起きないことを保証するものではありません。
資料で確認できた後作の組み合わせ
- 向くキャベツ後作に向くとされます。理由の記載なし([16])
- 向くハクサイ後作に向くとされます。理由の記載なし([16])
- 向くコマツナ後作に向くとされます。理由の記載なし([16])
- 向くレタス後作に向くとされます。理由の記載なし([16])
- 向くホウレンソウ後作に向くとされます。理由の記載なし([16])
- 避けるメロン後作には避けるとされます。理由の記載なし([16])
- 避けるインゲン後作には避けるとされます。理由の記載なし([16])
- 避けるジャガイモ後作には避けるとされます。理由の記載なし([16])
資料で報告されている前作の効果
暖地
春まき
収穫終了の目安(2月上旬)から2か月(60日)以内に種まき・植え付けの時期が来る野菜
前作と科が異なる野菜
- エンドウ
- オクラ
- カブ
- カボチャ
- カモミール
- からし菜
- カリフラワー
- キャベツ
- キュウリ
- ケール
- ゴーヤ
- ゴボウ
- コマツナ
- ししとう
- シソ
- しょうが
- スイカ
- スイスチャード
- ズッキーニ
- セージ
- ダイコン
- タイム
- チンゲンサイ
- ディル
- とうがん
- とうもろこし
- トマト
- ナス
- ニンジン
- パクチー
- バジル
- パプリカ
- ピーマン
- フェンネル
- ブロッコリー
- へちま
- ホウレンソウ
- ボリジ
- マクワウリ
- ラディッシュ
- ラベンダー
- ルッコラ
- レタス
- レモンバーム
- 空心菜
- 枝豆
- 十六ささげ
- 春菊
- 水菜
- 唐辛子
- 里芋
前作と科が異なるため、同じ科を続ける連作には当たりません。
種まきの時期には、ポットなどで苗を育てる時期を含みます。畑に直接まく野菜かどうかは各野菜のページで確認してください。
同じヒガンバナ科の野菜
- ネギ自身(連作)同じヒガンバナ科。1〜2年([14]:1年、[15]:1〜2年)空ける
- 同じヒガンバナ科。空ける年数は資料で未確認
- 同じヒガンバナ科。空ける年数は資料で未確認
秋まき
この作型の収穫時期が資料で未確認のため、後作の時期の表は表示しません。
中間地
春まき
収穫終了の目安(3月下旬)から2か月(60日)以内に種まき・植え付けの時期が来る野菜
前作と科が異なる野菜
- エンドウ
- オクラ
- オレガノ
- カブ
- カボチャ
- カモミール
- からし菜
- キャベツ
- キュウリ
- ゴーヤ
- ゴボウ
- コマツナ
- サツマイモ
- サンチュ
- ししとう
- シソ
- スイカ
- スイスチャード
- ズッキーニ
- セージ
- ダイコン
- タイム
- チンゲンサイ
- つるむらさき
- ディル
- とうがん
- とうもろこし
- トマト
- ナス
- なた豆
- ニンジン
- パクチー
- バジル
- パセリ
- パプリカ
- ピーマン
- フェンネル
- へちま
- ホウレンソウ
- ボリジ
- マクワウリ
- モロヘイヤ
- ラベンダー
- ルッコラ
- レタス
- レモンバーム
- ローズマリー
- ロメインレタス
- 空心菜
- 枝豆
- 十六ささげ
- 春菊
- 水菜
- 唐辛子
- 落花生
- 里芋
前作と科が異なるため、同じ科を続ける連作には当たりません。
種まきの時期には、ポットなどで苗を育てる時期を含みます。畑に直接まく野菜かどうかは各野菜のページで確認してください。
同じヒガンバナ科の野菜
- ネギ自身(連作)同じヒガンバナ科。1〜2年([14]:1年、[15]:1〜2年)空ける
- 同じヒガンバナ科。空ける年数は資料で未確認
- 同じヒガンバナ科。空ける年数は資料で未確認
秋まき
収穫終了の目安(10月中旬)から2か月(60日)以内に種まき・植え付けの時期が来る野菜
前作と科が異なる野菜
前作と科が異なるため、同じ科を続ける連作には当たりません。
種まきの時期には、ポットなどで苗を育てる時期を含みます。畑に直接まく野菜かどうかは各野菜のページで確認してください。
同じヒガンバナ科の野菜
- ネギ自身(連作)同じヒガンバナ科。1〜2年([14]:1年、[15]:1〜2年)空ける
- 同じヒガンバナ科。空ける年数は資料により休栽不要〜2年([18]:休栽不要、[19]:1〜2年)
- 同じヒガンバナ科。空ける年数は資料で未確認
- 同じヒガンバナ科。資料では連作できるとされる([20])
寒冷地
春まき
収穫終了の目安(12月下旬)から2か月(60日)以内に種まき・植え付けの時期が来る野菜
前作と科が異なる野菜
前作と科が異なるため、同じ科を続ける連作には当たりません。
種まきの時期には、ポットなどで苗を育てる時期を含みます。畑に直接まく野菜かどうかは各野菜のページで確認してください。
同じヒガンバナ科の野菜
- ネギ自身(連作)同じヒガンバナ科。1〜2年([14]:1年、[15]:1〜2年)空ける
- 同じヒガンバナ科。空ける年数は資料により休栽不要〜2年([18]:休栽不要、[19]:1〜2年)
- 同じヒガンバナ科。空ける年数は資料で未確認
秋まき
収穫終了の目安(12月上旬)から2か月(60日)以内に種まき・植え付けの時期が来る野菜
前作と科が異なる野菜
資料で時期を確認できた野菜の中に、該当するものはありません。
同じヒガンバナ科の野菜
- ネギ自身(連作)同じヒガンバナ科。1〜2年([14]:1年、[15]:1〜2年)空ける
参考にした情報について
種まき・植え付け・収穫の時期は、2つ以上の資料で重なりを確認できた期間だけを載せています。資料で確認できない時期は「資料で未確認」としています。実際の適期は地域・品種・その年の気候で前後します。詳しくは運営者情報をご覧ください。内容の誤りにお気づきの際はお問い合わせからご連絡ください。
栽培時期・品種・後作の情報は、次の資料で確認しました。
- [1] 福岡県農林水産部園芸振興課「福岡県野菜主要栽培品種一覧表(令和7年3月)」(2026-10-06 確認)
- [2] 株式会社トーホク「葉菜類 | 野菜のタネまき時期早見表」(2026-10-05 確認)
- [3] 福岡県 農林水産部 経営技術支援課「福岡県野菜施肥基準(令和7年3月)」(2026-10-06 確認)
- [4] 株式会社アタリヤ農園「ネギ (Welsh onion)」(2026-10-05 確認)
- [5] サカタのタネ 園芸通信「ネギの育て方・栽培方法」(2026-10-05 確認)
- [6] タキイ種苗株式会社「タキイのネギ栽培マニュアル」(2026-10-05 確認)
- [7] 滋賀県 東近江農業農村振興事務所 農産普及課「直売所出荷者向け野菜づくりの基礎 品目別の栽培方法 葉茎菜類 根深ネギ」(2026-10-06 確認)
- [8] タキイ種苗株式会社「ネギ | イラスト家庭菜園」(2026-10-06 確認)
- [9] 宮城県「みやぎの野菜指導指針 第6節 ねぎ」(2026-10-06 確認)
- [10] 独立行政法人 農畜産業振興機構「野菜情報 2025年3月号 野菜ブック(ねぎ)」(2026-10-23 確認)
- [11] 株式会社トーホク「ネギ(根深ネギ) | 野菜のタネ」(2026-10-04 確認)
- [12] 農林水産省「aff(あふ)2023年1月号 葉物野菜を上手に育てるヒケツ」(2026-10-04 確認)
- [13] 奈良県 農業総合研究センター「春野菜作付のポイント」(2026-10-04 確認)
- [14] 岡山県 備南広域農業普及指導センター「野菜の年間栽培計画をたてよう!」(2026-10-04 確認)
- [15] JA全農長野 JAファーム「栽培簡単マニュアル 長ネギ」(2026-10-04 確認)
- [16] 株式会社アタリヤ農園「連作・後作の相性(続き)」(2026-10-05 確認)
- [17] 京都府「環境にやさしい農業技術 耕種的防除法」(2026-10-04 確認)
- [18] JAあつぎ「タマネギ 品種を使い分けて長く利用する」(2026-10-04 確認)
- [19] JA全農長野 JAファーム「栽培簡単マニュアル タマネギ」(2026-10-04 確認)
- [20] JA全農長野 JAファーム「栽培簡単マニュアル ニンニク」(2026-10-04 確認)