へちまの種まき時期と育て方

へちまの種まき時期は、中間地で春まきは5月上旬〜5月下旬に種まきが目安です。地域や品種によって前後するため、下の地域別カレンダーで確認してください。
最終更新日:
- 発芽適温
- 25〜30℃
- 生育適温
- 25〜30℃
- 耐寒性
- 霜に弱い(防寒・遅霜に注意)
へちまの種まき時期はいつ?
中間地では春まきは5月上旬〜5月下旬に種まきが目安です。暖地では春まきは4月中旬〜5月中旬に種まきです。寒冷地の種まき時期は資料で未確認です。
へちまの種まきが始まる日より後に、霜が降りた年は?
中間地で種まきが始まる5月1日より後に霜が降りた年は、気象台24地点のうち6地点でありました(いちばん多いのは宇都宮で、28年のうち3年)。
- 暖地(春まき・種まき 4月中旬〜):4月11日より後に霜が降りた年があったのは、19地点のうち10地点(熊本 29年のうち5年、佐賀 29年のうち4年、高松 30年のうち3年)
- 中間地(春まき・種まき 5月上旬〜):5月1日より後に霜が降りた年があったのは、24地点のうち6地点(宇都宮 28年のうち3年、甲府 28年のうち2年、水戸 28年のうち1年)
全地点の内訳を見る
| 地点 | 都道府県 | 霜が降りた年 |
|---|---|---|
| 熊本 | 熊本県 | 29年のうち5年 |
| 佐賀 | 佐賀県 | 29年のうち4年 |
| 高松 | 香川県 | 30年のうち3年 |
| 静岡 | 静岡県 | 29年のうち1年 |
| 津 | 三重県 | 29年のうち1年 |
| 和歌山 | 和歌山県 | 29年のうち1年 |
| 徳島 | 徳島県 | 29年のうち1年 |
| 松山 | 愛媛県 | 29年のうち1年 |
| 大分 | 大分県 | 29年のうち1年 |
| 宮崎 | 宮崎県 | 29年のうち1年 |
| 高知 | 高知県 | 29年のうち0年 |
| 福岡 | 福岡県 | 30年のうち0年 |
| 長崎 | 長崎県 | 29年のうち0年 |
| 鹿児島 | 鹿児島県 | 30年のうち0年 |
| 名瀬 | 鹿児島県 | 29年のうち0年 |
| 那覇 | 沖縄県 | 30年のうち0年 |
| 宮古島 | 沖縄県 | 29年のうち0年 |
| 石垣島 | 沖縄県 | 29年のうち0年 |
| 南大東 | 沖縄県 | 29年のうち0年 |
| 地点 | 都道府県 | 霜が降りた年 |
|---|---|---|
| 宇都宮 | 栃木県 | 28年のうち3年 |
| 甲府 | 山梨県 | 28年のうち2年 |
| 水戸 | 茨城県 | 28年のうち1年 |
| 前橋 | 群馬県 | 27年のうち1年 |
| 彦根 | 滋賀県 | 29年のうち1年 |
| 奈良 | 奈良県 | 29年のうち1年 |
| 熊谷 | 埼玉県 | 28年のうち0年 |
| 東京 | 東京都 | 30年のうち0年 |
| 銚子 | 千葉県 | 28年のうち0年 |
| 横浜 | 神奈川県 | 28年のうち0年 |
| 新潟 | 新潟県 | 30年のうち0年 |
| 富山 | 富山県 | 29年のうち0年 |
| 金沢 | 石川県 | 28年のうち0年 |
| 福井 | 福井県 | 29年のうち0年 |
| 名古屋 | 愛知県 | 30年のうち0年 |
| 岐阜 | 岐阜県 | 29年のうち0年 |
| 京都 | 京都府 | 29年のうち0年 |
| 大阪 | 大阪府 | 30年のうち0年 |
| 神戸 | 兵庫県 | 29年のうち0年 |
| 岡山 | 岡山県 | 29年のうち0年 |
| 広島 | 広島県 | 30年のうち0年 |
| 松江 | 島根県 | 29年のうち0年 |
| 鳥取 | 鳥取県 | 29年のうち0年 |
| 下関 | 山口県 | 29年のうち0年 |
気象庁が公開している気象台の霜の観測記録(1991〜2020年。構内で職員が目で確かめたもの)を、このページの種まきの時期の始まり(上旬は1日、中旬は11日、下旬は21日)と比べて数えました。霜が降りなかった年も数に入れ、観測できなかった年は除いています。畑は気象台の構内より霜が降りやすいことがあります。霜に耐えるかどうかは、野菜や品種、苗の大きさで違います。地点ごとの日付は霜カレンダーで見られます。出典: 気象庁ホームページ「過去の霜・結氷の初終日」(年ごとの記録を数えて作成)。
へちまを上手に育てるコツは?
若い実は食用に、完熟させるとたわしとして利用できる一石二鳥のつる性野菜。緑のカーテンとしても人気で日よけを兼ねられる。人工授粉をすると実つきが安定する。ネットを張ればプランターでも栽培できる。
へちまのおすすめ品種は?
代表的な品種は美らへちま・大長へちま・太へちまです。
へちまで注意したい病害虫は?
主な病害虫はうどんこ病・ウリハムシ・アブラムシ・つる枯病です。
うどんこ病
葉が白い粉をふいたようになる病気。風通しを良くし密植を避けて予防する
ウリハムシ
苗の葉を丸く食害する甲虫。防虫ネットで幼苗期をしっかり守る
アブラムシ
新芽に群生し生育を妨げる。見つけ次第駆除する
つる枯病
つるの一部が枯れる病気。水はけを良くし過湿を避けて予防する
へちまと相性のよいコンパニオンプランツは?
一緒に植えると相性がよいのはネギ・とうもろこし・マリーゴールドです。
ネギ
根の微生物がつる割れ病などの土壌病害を抑える効果があるとされる
とうもろこし
背丈が異なるため日当たりを分け合いやすく、混植に向く
マリーゴールド
ネグサレセンチュウ類を減らす対抗植物として知られる(効果が確かめられているのは、育てて土にすき込む使い方)
収穫したへちまの保存方法・食べ方は?
食用の若い実は乾燥に弱いため、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、数日以内に食べきる。たわし用に完熟させる場合は皮が茶色くなるまで畑で乾燥させてから収穫し、種と皮を取り除いて乾燥させると長期保存できる。
へちま栽培でよくある失敗は?
収穫時期を誤る
食用にする場合は若いうちに収穫しないと硬くなる。たわし用と分けて管理する
誘引不足
つるが旺盛に伸びるため放任すると茂りすぎる。ネットやフェンスに適宜誘引する
人工授粉をしない
受粉が不十分だと実つきが悪くなる。朝のうちに人工授粉すると確実
へちまの後に植える野菜(後作)
へちまはウリ科です([6])。へちまを植えるとき、同じ科の野菜を空ける年数の目安:2〜3年([2]:2〜3年)
同じ科の野菜を同じ場所で続けて栽培すると、土の養分が偏るなどして病気や生育不良が起きやすくなります(連作障害)。避けるには、前に育てた野菜と科が異なる野菜を植えるのが基本です。([7]、[8])
この一覧は科が同じかどうかと栽培時期だけで作っており、連作障害が起きないことを保証するものではありません。
暖地
中間地
参考にした情報について
種まき・植え付け・収穫の時期は、2つ以上の資料で重なりを確認できた期間だけを載せています。資料で確認できない時期は「資料で未確認」としています。実際の適期は地域・品種・その年の気候で前後します。詳しくは運営者情報をご覧ください。内容の誤りにお気づきの際はお問い合わせからご連絡ください。
栽培時期・品種・後作の情報は、次の資料で確認しました。
- [1] 株式会社アタリヤ農園「ホームガーデン百科 ヘチマ (Loofah)」(2026-10-05 確認)
- [2] 株式会社トーホク「トーホクのヘチマ栽培方法」(2026-10-04 確認)
- [3] タキイ種苗株式会社「品種カタログ 太へちま(ヘチマ)」(2026-10-06 確認)
- [4] 沖縄県「ヘチマ新品種「美らへちま®」」(2026-10-23 確認)
- [5] 株式会社トーホク「野菜のタネ ヘチマ」(2026-10-23 確認)
- [6] 沖縄県「セグロウリミバエのまん延防止対策」(2026-10-04 確認)
- [7] 農林水産省「aff(あふ)2023年1月号 葉物野菜を上手に育てるヒケツ」(2026-10-04 確認)
- [8] 奈良県 農業総合研究センター「春野菜作付のポイント」(2026-10-04 確認)