ニンジンの育て方・植え時カレンダー
- 発芽適温
- 15〜25℃
- 生育適温
- 18〜21℃
- 耐寒性
- やや霜に弱い
地域別 植え時カレンダー
| 地域 | 作型 | 種まき | 植え付け | 収穫 |
|---|---|---|---|---|
| 暖地 | — | 7月上旬〜7月下旬 | — | 10月上旬〜11月下旬 |
| 中間地 | — | 7月下旬〜8月中旬 | — | 10月下旬〜12月中旬 |
| 寒冷地 | — | 8月下旬〜9月中旬 | — | 11月下旬〜1月中旬 |
育て方のコツ
「五寸ニンジン」が最も一般的で育てやすい。好光性種子のため覆土は5mm程度と薄くし、発芽まで土を乾かさないことが最大のコツ。発芽さえそろえば栽培は比較的容易。プランターでも育てられるが、根が長く張る品種は深型の鉢を選ぶ。
品種紹介
- 五寸ニンジン: 最も一般的な品種で、甘みが強く煮物からサラダまで幅広く使える
- ミニキャロット: 根が短く太めの品種。プランターや浅い土でも育てやすい
- 黒田五寸: 甘みが強く根の色つやが良い改良品種。家庭菜園でも人気が高い
病害虫と対策
- キアゲハの幼虫: 葉を食害する大型の幼虫。見つけ次第捕殺するのが基本の対策
- 黒葉枯病: 葉に黒褐色の斑点が出て枯れ上がる。風通しを良くし密植を避けて予防する
- コガネムシの幼虫: 根を食害し又根の原因になる。土作りの際に見つけたら取り除く
- うどんこ病: 葉が白い粉をふいたようになる。乾燥が続くと発生しやすいため適度な水やりを保つ
コンパニオンプランツ
- 玉ねぎ: 香りの成分がニンジンの害虫を遠ざける効果があるとされる定番の組み合わせ
- レタス: 根の深さが異なるため養分を取り合わず、混植でスペースを有効活用できる
- エンドウ豆: 根に共生する菌が土壌の栄養状態を改善し、生育を助ける
収穫後の保存・活用
葉付きの場合は葉から水分が抜けるため、収穫後すぐに葉を切り落として保存する。新聞紙で包んで冷蔵庫の野菜室に立てて保存すると2〜3週間ほど鮮度を保てる。大量にある場合は乱切りやせん切りにして冷凍すると、煮物やスープにそのまま使えて便利。土つきのまま冷暗所で保存すると、さらに長持ちさせることもできる。
よくある失敗と対策
- 覆土が厚すぎる → 好光性種子のため覆土が厚いと発芽しにくくなる。5mm程度の薄さを守る
- 発芽までの乾燥 → 土が乾くと発芽が揃わない。発芽まで土の表面を乾かさないよう水やりする
- 間引き不足 → 密集したままだと根が太くならない。本葉が出たら段階的に間引いて株間を確保する